医者のぶらぶら日記

「ホルモン大使とオバリアン侍従」その2

トゥルルル・・起きたぁ。

なに言ってる、今何時だと思うぅ、もう夕方の五時半だぜ、起きてるに決まってるだろう。

またさ、この前の店に居るけど来ないぃ。

うーん、ちょうど仕事終わるし良いけどな、またテキーラかぁ。

今日はさ、芋焼酎のロックにした。

じゃ、今出かけるよ。

大将、僕も芋の水割りにしてくれる。

アイよ。

ねぇねぇ、この前さ、更年期って話ししてたじゃん、で、あたしオバリアン侍従でしょ、オバリー働かなくなったら首になったみたいなもんだと思ってさ、それならやっぱしホルモン大使の侍従の方が良くない。

オイオイ、君が侍従になりたいってことか、まぁ、考えておくか。

今日はさ、暑いでしょ、汗かくのよ、だから半そでっ!

ホントかぁ、かぁ~ってなるんじゃないの?

そう、そう、何だか少女の時に先生の顔見て、かぁ~となった時みたい、でもあの時は汗かかなかったな、あぁ、あの頃に戻りたいなぁ。

侍従、そりゃホットフラッシュって言って更年期症候群の一つの症状だぜ、ロックのアイスをそんなに一杯入れたってダメだろう。

大将じゃない大使さぁ、更年期って変な名前よね、よくよく考えたらなんで更年期って名前つけたのかしら、なんだかイヤになっちゃうでしょ。

そうかぁ、更年期ってよくできたネーミングだな、ベースボールを野球って名付けたみたいに上出来だ、どこの国の言葉にも訳せないぜ、生粋の日本語だ!

大体、英語じゃクライマックスとかクライマクテリック、クライマクティリアムっていう。なんか人生のクライマックスだぜって感じだな。

いやーね、そんなの、クライマックスだってぇ。

いいか、更年期の「更」にはいろんな意味がある、こりゃ教養がかなりないと考えつかんぞ。

いいの、そんなウンチク何の役にも立たないでしょうよ、そういうのをしょうもないって言うのっ、あたしゃ、更年期なんてないも~ン。

だけどさ、やっぱりこのところあたし身体が燃えるのよ、大使に惚れちゃったかねぇ。

そりゃ、身体が燃えるんじゃなくてホットフラッシュだって言ってるべ。

なによぉう、そのホットフラッシュって、写真だったらフラッシュした方が絶対きれいに撮れるじゃん、あたしそのホットフラッシュがあった方が良いのかしらね、きれいになれる?

ホットフラッシュってのは、血管をコントロールする自律神経が言うことを聞かなくなったからだと言われてるけど、どうして言うことを聞かなくなったのかが良く分かっていない。

分かった風なやつは、エストロゲンと言う卵巣のホルモンが無くなったためだと言うが、そっからの理論が説明できないのだよ。

僕が若い頃には、卵巣を刺激するホルモンのLHってやつが増えるので脳の中のメカニズムが狂うって言われてたけど、それが当てはまるわけではない。

まぁ、ミステリアスな世界だな、ただホルモンを補充してあげると元気になるな。

えぇ~、ミステリアス!あたしにぴったりじゃん、あたくしミステリアスな女、でしょ。

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