医者のぶらぶら日記

雨上がりの道

今日は、暖かなと言うより暑いくらいの日でしたね。また明日からは寒くなって雨になるのだとか。何時ものように川べりを歩いてきましたが、雨上がりだったので田んぼには水が溜まっていて、余計に暖かさを感じさせました。ずっと昔のことですが、子供の頃にはこんな田んぼの水溜まりには小鮒が、僕らはキンブーと呼んでいましたが、たくさんやって来て、学校へ行くのも忘れて魚とりに夢中になったものです。

道端には、ブルーの小さな花、オオイヌノフグリがたくさん咲いています。オオイヌノフグリは牧野富太郎が名付け親とのことで、従来、イヌノフグリと言う植物があって、それより大きいのでオオイヌノフグリとなったそうです。写真のようにイヌノフグリはその実が犬のふぐり(陰嚢)に似ているので名付けられたとのことですが、オオイヌノフグリの花も1cmにもならないくらいの大きさで、とても大犬には思えないですね。これは、イヌノフグリの花が先に在って、それより大きいのでオオ‐イヌノフグリってことです。もう一つの呼び名を「星の瞳」と言うそうですが、これの方がよっぽど良いです。因みに、オオイヌノフグリに押されてイヌノフグリは絶滅危惧種になっています。

一緒に見かける小さなピンクの花はホトケノザです。ホトケノザは、その葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるというのが名前の由来だそうです。また、葉が三段になっていることから三階建ての上に咲く「三階草、サンガイソウ」とも呼ばれるそうです。これは、春の七草のホトケノザとは全く別物ですけど紛らわしいですね。

検索で見つけたイヌノフグリの実、

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