料理とアート

夏の日のランチ

暑い日です。庭にある百日紅は風が吹くと枝が軒の樋に当たり、ごさっごさっと音を立てていて、風があったところでとても涼しいなんて気分ではありませんが、それでも枝先に鮮やかな濃い目のピンクの花を付け始めて、他に花のない時期の庭には一層の夏らしさを与えてくれます。

今年は、今までも暑くて雨も多かったせいか木々の茂りも活発で、庭の緑を見ているとなんか活力を得られそうな気もして、ちょっと午前中なら手入れもできるかと庭に出てみても30分も居たら汗だくだくになります。

あ~、一汗かいた後は何かさっぱりした風なものを摂りましょうか、とは言いつつ夏バテ防止も考えないとね。

今日のランチは、こんな風に考えて作ってみました。残ったご飯をアーモンドオイルで軽く炒めておきます。このアーモンドオイルは中々優れものでして、女性の美容にももってこいなんて言われるので当家ではよく出てきます。そこにコンソメパウダー、岩塩、ガーリック、生姜、黒コショウで味付け、ブラックオリーブを散らしておきます。もうこれだけで美味しいのですが、夏ですからもう一工夫です。

冷蔵庫にレモンがありましたから、一個半位の分を絞ってレモン汁を作って、その中にちょっと軟らかくなっていたけどスモモを刻んで、トマトも彩り程度に刻んで混ぜておきます。

それを食べる直前に先ほどの炒めたご飯にかけていただきます。

もう、これ絶品です。口当たりが良いし、暑さ吹き飛ぶし、何より美味しい。

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