相変わらずのウオーキング、昼休みの時間は既に日が傾いて西向きに歩くのは眩しい。でも暑いくらいの日差しでした。
代り映えのない景色ですが、青空は良いですね。
土手にたくさんの水仙が生えています。今は小さな白い花を咲かせる種類の水仙です。水仙はモグラやオケラなどの穴を掘るものから土地を守るために、畑の周りや土手に植えられています。水仙の毒性は強く何種類かの毒性成分があり、球根にも葉にも毒があるからです。
水仙はスペインやポルトガルなどの地中海沿岸地域から、中国を経て室町時代に日本へ渡ってきたとされています。
以前、医療秘書学院の講義の際に植物の毒性について話してきました。毒キノコのことは、良く知られたことですが、モロヘイヤの実にも毒性物質が含まれるとのこと、でもモロヘイヤの実がどんなものだか分かりませんが、自家栽培している際には注意が必要ですね。ジャガイモの芽、あく抜き前のワラビ、青梅などは良く知られた物です。
一般に食べられるキノコでは、シイタケ、エリンギ、マイタケは必ず過熱して食べることが重要です。生で食べてはいけません。
過去の中毒事故では、畑に生えた水仙をニラと間違えて鍋にして食べて中毒を起こした例があります。水仙の毒は過熱してもダメですね。公園でBBQをしていた大学生グループが、お箸を忘れたので公園の夾竹桃の枝をお箸にして使用したところ中毒症状を起こした例があります。確かにお箸にできそうな枝がありますね。