朝5時過ぎに目が覚めてしまうと、夜明けが待ち遠しい。ブラインドを開けて外がぼんやり明るくなって来ると、さてウオーキングへ出かけようと言うことになります。朝の気温はここら辺りでも5℃、手袋は要るね。
この時間の空の移り変わりが良いのです。僕のウオーキングコースには広々とした場所があるわけではないので、一部ずつの切り取りしかないけれど、ピンクの空の山端に水浅葱色の空が見えます。夜明け前のブルーブラックの空がだんだんに薄められていくのですね。まさに黎明、この一瞬しかない朝のグラデーションが良いのです。
10分後一回りしてくると、シャッターを開けるように水浅葱色の空は山の向こうに引き込まれ、ピンク色の空も地表に押しやられて昼に向かう青空に代わる。地球の回転がスピード感を持って感じられる瞬間です。雲だっていつの間にか現れて来ていますね。
水浅葱色を知ったのは確か小学生の頃、折り紙にあったのか、絵をかくときのカラーコードにあったのか、水浅葱色の空に出会うと何かほのぼのとした感覚を覚えます。
さて、今日は何歩歩いたかな。